そうま Soma

土田颯眞|TSUCHIDA Soma

城陽市 ※マップの位置は市町村の役所です。

主に油性ペンのマッキーを使って絵の表現を追求するSomaさん。繊細な図柄がキャンバス一杯に広がり、鑑賞者はその独特の世界観に惹きつけられます。白と黒のみでの感情表現にも力を入れ、印刷と間違えてしまう程の綺麗な線が作品に説得力をもたらします。自身の名前「颯眞(そうま)」とアートに染まってほしいという想いを込めた『SOMAる』展(アートに染まれ)が、2022年7月に3回目の個展として開催されました。

城陽市出身。世界児童画展や全国児童画展コンクール、全国教育美術展などで受賞。その他、10×15の世界コンテスト展入選、2020・ZERO展で兵庫県教育委員会委員長賞等、多数受賞。

(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))

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MESSAGE

クリエイターの声(地域の魅力)

城陽市は、のびのびとした空気の中に新しい風が吹くような、温かみ溢れる地域です。そんな場所だからこそ、芸術や文化、伝統などが引き継がれていき、地域の豊かな魅力が育まれるのだと思います。これからも今いる場所の可能性を信じて、前へ進みたいです。

推薦者から一言

西尾晶子
京都府地域アートマネージャー・山城地域担当

初めてSomaさんの絵を観た時、ちらっと見ただけでも、その力強さに吸い寄せられるような感覚になりました。どんな方だろうと思ってお会いしたら、とても物腰穏やかな中学3年生(当時)。色んな人に出会い、様々な経験を積みながら成長を続けるSomaさんの絵を、いつも楽しみにしています。

WORKS 活動紹介

宇治市中宇治yorinでの個展『Somaる展』の様子(2021)

Somaさんと作品《今宵なる未知月(こよいなるみちづき)》

《今宵なる未知月》の一部。木目のキャンバスに黒を基調として描かれたこの作品は、不気味な美しさを放つ“月”にインスピレーションを得て制作されました。

周囲に明るい笑顔をふりまく人物の複雑な心境を描いた《ろうそくと顔の絵》について語るSomaさん。