宇治田原町生まれ。相愛大学音楽部卒業。
幼い頃にヴァイオリンを始め、長岡京室内アンサンブルの森悠子氏との出会いをきっかけにヴィオラに転向。
ヴィオラは高音のヴァイオリンと低音のチェロの間の音域を担当し、内声部として弦楽アンサンブルの響きに大きな影響を与えるが、そのヴィオラの可能性に魅せられ、室内楽を中心に国内外の数多くのクラシックコンサートに出演する。
2019年、生まれ育った宇治田原町に家族でUターンした後、演奏活動や音楽教室運営とともに、『うじたわらお茶の里の音楽会』など、地域住民のためのコンサートを企画運営。音楽鑑賞や共に演奏する機会を通して、地域の多世代が交流する場を創ることにも力を入れている。

(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))

ダビデ音楽ホール

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MESSAGE

クリエイターの声(地域の魅力)

演奏の仕事を終え宇治田原に帰ってきて、車を出た瞬間の空気の匂いと星空が大好きです。心が洗われ、ストレスから解放してくれます。そんな大好きな宇治田原を盛り上げるために始めた『うじたわらお茶の里の音楽会』は、地域の方々の協力のおかげで10回を数えるまでになりました。これからも皆さんと音楽を通してつながっていきたいです。

推薦者から一言

西尾晶子
京都府地域アートマネージャー・山城地域担当

クラシックの演奏家として、関西を中心に精力的に音楽活動を行う中田さん。各地で共演を重ねた奏者たちを宇治田原町に招き、ダビデ音楽ホールなどでの演奏を通して、地域の人たちが一流の演奏に触れる機会をもたらしています。中田さんの活動により宇治田原町に生み出された音楽シーンが、これからさらに花開いていくと思うと楽しみです!

WORKS 活動紹介

『うじたわらお茶の里の音楽会』で演奏する中田さん。
弦楽器はもちろん、ギターや歌手など様々なゲストを招いて本格的なクラシック音楽を演奏するとともに、お客様がコンサートの雰囲気に馴染むために、演奏者とお客様の対話の時間も設けているそうです。

このダビデ音楽ホールは、地元の人たちが気軽に入れるコンサートホールをと、中田さんのご家族が所有するビルの4階部分を改装して作られました。地元のお客様は、クラシック音楽に親しんでこなかった人がほとんどですが、今では、ここでの音楽会を楽しみに通ってこられるそうです。

宇治田原町内のコーラス団体2団体と中田さんの音楽仲間がコラボした、『うじたわらお茶の里の音楽会~クリスマスバージョン』。地域の人たちが舞台に立って華やぐ場を創り出し、お客様とクリスマスソングを一緒に歌うなど、地域の人たちが音楽を通して交流を楽しみました。

宇治田原町の茶畑景観を楽しめる西ノ山展望広場でのコンサート風景。異業種交流を通して町おこしをする「21お茶のふるさと塾」の皆さんと企画し、夕日が沈む中で日本の唱歌などが奏でられ、宇治田原町の自然を背景に音楽を楽しむ貴重な機会となりました。

学生主体で宇治田原町の活性化に取り組む「茶ッピー未来基金」のイベントで行われたヴァイオリン体験。中田さんは、コロナ禍に交付された芸術家の活動支援のための補助金で体験用の楽器を揃え、楽器や音楽を通して地域の人たちとのふれあい活動にも取り組まれています。

ヴィオラのための無伴奏曲にも取り組む中田さん。
サポート的な役割に徹することの多いヴィオラの魅力を多くの人に伝え、もっとたくさんの人とつながり、そしてコンサートを聴きに来てほしい!という気持ちを込めて、渾身の1曲を届けます。
演奏曲 / H.ヴュータン:カプリチオ Op.55