子育てをしながら芸術大学でランドスケープデザインを学び、四季折々の自然を生活に採り入れる提案を行う花屋を開業。花や植物を使い、時代の空気感や顧客のリクエストを形にしたクリエイションを展開する中で作品が識者の目に留まり、これまでにイタリアのミラノサローネやフランス・ナントの国際フローラリー(花の万博)など、国内外の展示で多数の作品を発表し受賞している。
また、空間を彩る花やグリーン、アートや雑貨などのアイテムを東京・大阪のハイブランドショップにて展示・販売する傍ら、環境を意識した「食とアートのマルシェ」の開催(宇治市)や、城陽市内の木材加工業者と共同で北山杉を使った商品を開発するなど、地域に根ざした活動にも力を入れている。
(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))