化粧品メーカーの元研究員で絵を描くのが好きな夫・上谷祐樹さんと、理系ではない元バスガイドの妻・上谷千尋さんによる、理系イラストレーターユニット。
妻のハンドメイド作品を販売するイベントに参加した夫が、「自分も何かやってみたい!理系の実験器具をキャラクターにするのはどうやろ」と思い立ち、最初のキャラクター「ビーカーくん」が生まれる。その後も、少々マニアックな実験器具が次々とキャラクター化され、「ビーカーくんとそのなかまたち」として、その愛嬌のあるルックスが人気を博す。
また、「ビーカーくん」シリーズをはじめとする書籍の執筆や、子ども向け科学雑誌での漫画連載など、子どもたちの“理科の入口”となるような創作活動にも力を注いでいる。
(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))