※ピンが重なっている場合があるため拡大してご覧ください。
京都府北部、丹波山地の山々と日本海に囲まれた中丹地域では、豊かな自然を背景とした歴史と文化が育まれてきました。古墳時代には由良川流域を中心に数千基の古墳が築かれ、平安時代には山岳寺院、鎌倉時代には府北部唯一の国宝として知られる光明寺二王門が建立されました。戦国時代には、福知山では明智光秀が福知山城を、舞鶴では和歌等にも通じた文化人・細川幽斎が田辺城を築き、城下町が栄えました。明治時代には、旧海軍の舞鶴鎮守府が舞鶴市に置かれ、赤れんが倉庫群は日本遺産として日本近代化の歩みを今に伝えています。