1957年大阪府生まれ。京都精華大学美術学部造形学科卒業。在学中からガラスに興味をもち、渡米遊学中にニューガラスの展覧会に触発されたことから、ガラスによる作品制作を本格的に開始する。北海道、東京での様々な活動の後、滋賀県に移住、工房「STUDIO TONONO」を設立。滋賀県での制作を経て、1996年より綾部市に移住。
作品制作では吹きガラス、ステンドグラス、キルンワークなど、様々な技法を用いたハイブリッドワークを主に行っている。日本各地で展覧会を多数実施。また綾部市で活動する作家とともに「それぞれの工房展」を移住後より続けており、ワークショップを行うなどガラス作品の制作を行なっている。

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クリエイターの声(地域の魅力)

特定の宗教の信者とかではないですが、綾部市には感覚的にどこか特別な気の流れがある場所が多く、聖域であるかのよう印象を受けます。夜になれば当たり前のように暗くなるとか、都会と異なり、時間の流れが自然と共にリズムを刻んでいて、ゆっくりと自然に制作ができる環境があるのが魅力的です。

推薦者から一言

朝重龍太
京都府地域アートマネージャー・中丹地域担当

工房をみせてもらうと、窯や色見本、またその他様々な道具が全て自作であることに驚かされます。ガラス作品の制作も同じく様々な技法や素材を組み合わせ、自分だけの手法や作品制作を常に探求されており、新しい事に常に挑戦されているアーティストです。

WORKS 活動紹介

「STUDIO TONONO」 の小池靖さん。

住居の隣にある作品展示室。

小池さんの作品。キルンワーク・ステンドグラスの技法をあわせて作られている。

小池さん自作の窯。

工房にあるガラスの色見本。