2015年より、「いさざ会館」として、西舞鶴の商店街近くにある旧真名井町内会の集会所(マナイ会館)を文化交流施設として活用。地域住民向けの造形教室「アートスペースいさざ」や、市民が先生となって多彩な授業を行う「まいづるご近所大学」、公募によって隠れたアーティストを発掘する「ISAZA ART AWARD」、舞鶴のアーティストとともに作り上げる「文化祭」、「舞鶴国際アートフェスティバル」など、さまざまな表現活動や展覧会など、多岐にわたる活動を展開している。用務員として住み込みで会館運営を行う浦岡雄介氏によって、舞鶴市内のみならず近隣の面白いことをしている人が集う施設。
地域で活動しているいわゆるアーティストや、文化に関心・興味がある人だけでなく、福祉施設で制作する人、個人でもくもくと活動する人などなど、探せば探すほど興味深い活動や作品制作をしている人々がどんどん出てくる。舞鶴市内には掘れば掘るだけでてくる文化の源泉が埋まっていると感じられる。
西舞鶴で面白いことや、面白い人に出会いたいと思ったならば、「いさざ会館」に行けばいいと感じさせてくれる。用務員の浦岡さんが自分がやりたい、誰かがやりたいと思ったことを本気でやっている熱気を感じられる場所である。