料理包丁を専門に扱う「食道具 竹上」の代表で、「庖丁コーディネーター」をされています。庖丁コーディネーターとは、包丁を研いだり修理したりといった技術的な調整だけでなく、食材に応じた包丁の使い方をアドバイスしたり、使う人の体格や用途に合わせて最適な包丁をマッチングしたり、包丁の魅力を発信したりする、包丁と人の間に立つ調整役のことです。日本独自の優れた包丁文化を多くの人に知ってもらいたいと、講演や包丁の研ぎ方講座などもされています。

※八木町にある工房は予約制です。ご来店の際はご注意ください。

 

(記事執筆:宮下忠也(京都府地域アートマネージャー・南丹地域担当))

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クリエイターの声(地域の魅力)

京都丹波地方は良質な天然砥石の産地で、包丁職人にとって聖地のような場所。そんな土地を足がかりとして、世界に向けて日本の包丁文化の素晴らしさを発信しています。

推薦者から一言

宮下忠也
京都府地域アートマネージャー・南丹地域担当

料理が好きなので元々包丁にも興味があったのですが、お話を伺っているうちに包丁文化の奥深さに惹きつけられてしまいました。マッチングしていただいた包丁を初めて使ったときは、今まで味わったことのない切れ味で感動しました。

WORKS 活動紹介

南丹市八木町新庄地域にある食道具竹上の工房。

修理依頼の包丁の状態を見極める廣瀬さん。長年使われている包丁は、大きく欠けていたり、使う人のクセによって歪んでいたりします。ただ刃先を鋭くするのではなく、その包丁が最高の状態になるよう調整していくのです。