綾部市出身の河北さんが、自身がアートに癒された経験から「これからの時代にこそアートが必要!」と感じ、2010年にギャラリーカフェをオープン。アートと人がゆるやかに出会い、地域の人々とアーティストが自然につながる場として親しまれている。
多様な感じ方や表現を受けとめるアートの力を大切に、情報があふれる現代だからこそ、心の豊かさを育む場所でありたい——そんな思いが込められた空間だ。
また、次世代を担う若者はもちろん、御高齢の方にとってもアートは生きる意欲や日々の彩りにつながるものと考え、誰もが気軽にアート作品に触れられるくつろぎの空間づくりを大切にしている。
京都府北部には、まだ広くは知られていない素晴らしいアーティストの方々がおられます。地域の方や、ギャラリーカフェを訪れる方、全国の方に、そういったアーティストの作品を知ってほしい、鑑賞してほしいと常々思っています。 以前開催した絵画展では、ご高齢の来場者が3点の作品を購入され、「はじめてアート作品を買いました。家で眺めるのが楽しみ。」と仰ったのが印象的で、嬉しく思いました。これからもここ綾部で、アートの素晴らしさを感じながら、心が動く体験をしていきたいですね。
エントランスを入ると、緑が美しい小径が奥へと続き、扉には地元のアーティストによるステンドグラスが彩りを添えています。まちなかにありながら、ふと足を止めて立ち寄りたくなる、あたたかな空間が広がっています。 店内では、油彩や日本画、立体作品など、地域内外のアーティストによる多彩なジャンルの展示に加え、ギャラリー主体の企画展などが毎月のように開催されています。アート作品との出会いを通して、地域に根ざした文化芸術の豊かさや、新たな表現世界への気づきを感じられる場です。