1996年宮津市出身。自分の描いた絵が幼稚園で銀賞として飾られたことが嬉しく「大きくなったら絵描き屋さんになる」と文集に記す。以後、漫画絵など絵を描く習慣は継続。一方、小学5年生で受けたいじめをきっかけに学校生活には馴染めず、別室登校を開始。ついに通学も困難となった高校2年生からは、放課後の美術部活動のみ参加。高校2年生の梅雨時期に描いた自画像へ多数の反響があり、日頃の会話では隠してしまう自身の内面を露出する表現として「自分を守るためには、私は絵を描くしかない」と自覚。自身の創作活動の傍らで、絵画教室amedemoを運営。子どもから年配の方まで幅広い年代を対象に、訪問絵画教室やワークショップを開催している。
(記事執筆:老籾千央)