2020年、城陽市の放課後等デイサービス施設《JOYO PARC》が、世界的な建築デザインアワード(FRAME AWARD)のファイナルまで残り注目を浴びた建築家の瀧尻賢さん。自由に身体を動かすことが難しい施設の子どもたちが、空間デザインの中で森を自由に散策するように外とのつながりを感じてほしい、そんな思いを込めて世に送り出したデザインなのだそうです。
黒川紀章の《やまなみホール》、リチャード・ドジャースの《南山城小学校》など世界的建築家が設計した建築物を有する南山城村に事務所を置き、人々の心に残る建築風景をつくるべく、世界に目を向けて建築家としての仕事に取り組まれています。
(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))