TONOMURA Shigekazu とのむら茂一

宇治市

※個人情報保護のためマップの位置は市町村の役所です。

1969年京都府生まれ。40歳を過ぎて初めて制作した水彩画『お母(か)んと富士』で、第28回国民文化祭inやまなしにおける文部科学大臣賞を受賞。「希望」や「家族の愛」をテーマに作品を発表し、多数の展覧会で受賞を重ねる。
近年は、障がいのある方がアートを通じて生きがいや社会とのつながりを見出せる場づくりに注力し、2025年には「宇治市障がい者ART協会」を設立。
障がいのある方を含む地域住民と海外アーティストによる国際交流芸術展の企画運営に携わると共に、絵を描く人の「自由に描く力」を尊重し、教室や就労支援現場で生まれた作品を国内外へ届けるなど、アートの可能性を社会へと拡げている。

(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))

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MESSAGE

クリエイターの声(地域の魅力)

2013年から始めた芸術活動の先に、愛する宇治市の国宝・黄檗宗大本山萬福寺で、2026年春《宇治から発信 国際交流芸術展》を開催できたことを大変嬉しく思います。これからも、障がいのある方々の創作活動をサポートし、障がいのある方と健常者が共に作品を展示し交流を深める芸術活動を、宇治から世界へ発信していけたらと考えています。

推薦者から一言

西尾晶子
京都府地域アートマネージャー・山城地域担当

とのむらさんは、障がいがある方の作品を銀座のギャラリーや海外での展示へとつなげていく、類まれな行動力の持ち主です。SNSを通じて知り合ったイタリア人とは、翻訳機能を駆使してナポリでの展示を実現しました。「障がいがある方が創作を通じて生きる自信を持てるように」という想いを行動に変え、一つ一つ形にして世に送り出されています。

WORKS 活動紹介

『お母(か)んと富士』(2013)。
お母様への誕生日プレゼントとして描いた作品が、奇跡的な巡り合わせで、第28回国民文化祭inやまなし「富士山絵画展」水彩画部門で文部科学大臣賞を受賞。現在は、宇治市立南宇治中学校で常設展示されています。

宇治市内で月に2回開催されている絵画教室の様子。敢えて指導はあまり行わず、描く人が「自由に描く」ことを大事にされています。この「自由に描く」力が付くと、創造力がどんどん膨らみ、自ら表現することが楽しくなるのだそうです。

2024年11月に、パリのGalarie Abstract Projectから正式な招待を受けて実現した作品展の様子。現地のアーティストや子どもたちとの交流を通して、「もっともっと観る人が元気になってくれるような作品を描いていきたい」と、想いを強くされたそうです。

2026年春に開催された《宇治から発信 国際交流芸術展》の様子をまとめた動画。障がいのある方を含む地域住民と海外のアーティストが作品を創作し、萬福寺の会場を彩りました。

《宇治から発信 国際交流芸術展》に向け、とのむらさんが開催したワークショップの様子。絵画教室のスペースで、絵を描くことの楽しさを知ってもらい、その楽しさがエネルギーとなって作品に込められました。

どの絵も明るくポップな色調で、観た人に幸せな気持ちを届けてくれるとのむらさんの作品。キャンバスの裏側には、創作の際にとのむらさんが聴いていた楽曲名が記されています。