和歌山県田辺市出身。
京都教育大学を卒業後、パリでの国費留学を経て久御山町に。
画家であると同時に美術講師でもある赤木さんは、地元では“牛を描く先生”として慕われています。
素朴でユーモラスな雰囲気の中に原始的なエネルギーを秘める牛に魅せられ、観る人に生きる力を与えられたらと50年以上に渡り牛を描き続けてきました。牛は運気を上昇に導く生き物とされることから、「コロナ禍の人々に沸き上がるエネルギーを」と、熊野本宮大社や上賀茂神社での個展を丑(うし)年の2021年に開催。金箔を施した牛の作品を奉納した神牛石神社(大松寺門前)は、久御山町の新たなアートスポットとして親しまれています。
(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))