南山城村・移住交流推進員のお二人によって運営される、移住支援の総合窓口であり交流スペース。2017年オープン。
村への移住希望者に向けて空き家を紹介するほか、移住者と地元住民を自然な形で繋ぐことを目的とした様々なイベントを企画実施。オープン以来続くランチ会や、参加者が原稿を持ち寄って紙冊子「ZINE(ジン)」を制作する『ZINEの会』など、内容は多岐に渡る。
地域の人たちの憩いと交流の場であると同時に、地域を楽しむ手法を、誰もが発信できる拠点となっている。
営業日:水・金・土の10:00~16:00
※祝日・お盆・年末年始はお休み
(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))
よそから来る人に対してフランクで「閉塞感のない田舎」、と呼べる南山城村。奈良・滋賀・三重の県境に位置し、微妙に異なるカルチャーの人たちが日々行き来しています。そんな地域の人たちは「交流」が上手で、すぐにみんな仲良くなります。小さな交流を通して情報が手に入ったり、ここに来れば誰かに会える場所、と思ってもらえたら嬉しいです。
ここに出入りする人たちはそれぞれに小さなプロジェクトを抱えているようで、ワクワクの種が集まってくる「やまんなか」。肩に力を入れることなく、自然な形で人と人が交流し、誰かが誰かと小さなコトを起こしています。一度足を踏み入れると、居心地が良くてついつい長居してしまう、そんな空間です。