SEIKA Creators Incubation Center SEIKAクリエイターズインキュベーションセンター

精華町精華台7-5-1 けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK) 221号室

京都・大阪・奈良にまたがり、多数の研究施設や大学・文化施設が集積するサイエンスシティ「けいはんな学研都市」の中心地である精華・西木津地区に位置する、科学分野のワークショップなどを行う体験型教育施設。
デジタルコンテンツに適した創作環境も整備し、ゲーム・アニメ・マンガなど、次世代向けのポップカルチャーの担い手育成の取組や、地元アーティストによる展示会なども展開する。
精華町を代表とする、産官学連携のコンソーシアムで運営され、「SEIKA CI(セイカシーアイ)」という呼称で親しまれている。

(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))

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MESSAGE

代表者から一言(地域の魅力)

京町セイカ
精華町広報キャラクター

精華町広報キャラクターの京町セイカです! 産・官・学が連携し、精華町が中心となって推進する『科学のまちの子どもたち』プロジェクトは、このSEIKA CIを拠点に発信されています。「未来を担う子どもたち」に向けた、最先端の科学と文化が集積するけいはんな学研都市ならではの特色ある学びの場に、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしています!

推薦者から一言

西尾晶子
京都府地域アートマネージャー・山城地域担当

アカデミックな雰囲気の中、様々なエキスパートたちからサイエンスの楽しさを学べることで、地域で注目されるSEIKA CI。地元イラストレーターの展示が行われるなど、サイエンスの拠点が文化的な取組とリンクしていることも大きな魅力の一つです。次世代の子どもたちによるサイエンスとアートの融合を見られる日が楽しみです!

SCENE シーン

レンガ造りでモダンな雰囲気の建物内には、ワークショップスペースの上の吹き抜け部分に、会議や作業ができるコワーキングスペースもいくつか用意されています。

SEIKA CIを拠点に開催された、けいはんな学研都市におけるロボットやプログラミング教育の先駆けの一つともいえる「けいはんなジュニアロボットクラブ」の講座の一コマ。子どもたちとその保護者らが熱心に学ぶ姿が見られます。

けいはんな学研都市で先端的なイノベーションを担う奈良先端科学技術大学院大学の学生たちが運営する講座。ゲーム形式でサイエンスの知識を学ぶ講座も、多くの子どもたちの人気を集めています。

木くずから生まれた環境にやさしい「森のねんど」を使った街のジオラマ作り。LEDの電子回路を組み込んで簡単なプログラミングを行うことで、街に明かりを灯す作業をする親子。

ゲームや映画で見ているCGの仕組みを学ぶワークショップでは、参加者がオリジナルのCG作品を制作(写真左)。その後、スマートフォンの画面に自分が作ったCG作品を登場させる(写真右)ことで、AR(拡張現実)の技術について子どもたちが学ぶ貴重な機会が創出されました。

私たちの世界にあふれる様々な角度の光に対して、人為的にある一定方向に進む光だけを取り出す「偏光板」を使ったワークショップの一コマ。セロテープの枚数や貼る角度を変える実験を通してできた作品(写真左)を、偏光板を通して色の変化などを楽しむ参加者たち(写真右)。