Art and Technology Village Kyoto アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都(ATVK)

〒618-0071 大山崎町大山崎鏡田30-1

アートとテクノロジーを融合させた新たな産業の創出や、次世代人材の育成を担うオープンイノベーション拠点として2023年秋にオープン。
敷地内には、入居企業間の連携と交流を促すことを目的とした10区画の「企業サイト」のほか、交流棟やイベント広場に加え、実証実験やアートイベントを実施できるスペースも備える。さらに、敷地内を走る新幹線の橋脚下を活用したアートコラボスペースなど、産業を核としながら、アートやテクノロジーを取り込んだ多様な活動をフレキシブルに創造・支援する場として期待されている。
株式会社マクセルの「クセがあるスタジオ」や、AI作曲ツールを用いて新しい音楽体験に挑戦する「京都インクルーシブ国際音楽祭」等の取組が注目されている。

(記事執筆:西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当))

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MESSAGE

代表者から一言(地域の魅力)

岡田宏一
公益財団法人京都産業21 イノベーション推進部長兼ATVK担当部長

ATVKがある大山崎町は、京都と大阪の中間に位置するため交通の便も良く、アサヒグループ大山崎山荘美術館や小さな工房、ギャラリーが点在しています。歴史のまちとしても知られるこの大山崎町で、ATVKは、アートとテクノロジーの融合から新しいビジネスを生み出すという、他に類を見ない目標に取組んでいます。

推薦者から一言

西尾晶子
京都府地域アートマネージャー・山城地域担当

敷地を提供している株式会社マクセルの他、化粧品やLED照明、不動産、船舶、AIなど多種多様な10の企業が立地するATVK。テクノロジーとアートの融合から生まれるイノベーションは、人々の生活やそれに連なるアート表現の可能性も拡げていくはず。「まずはやってみよう!」の精神で、新しい事にチャレンジする意欲に満ちた施設です。

SCENE シーン

企業サイトにいち早く作られた株式会社マクセルの「クセがあるスタジオ」(通称:クセスタ)。次世代のアーティストやエンジニアなど多様な感性が出会い、新たな価値を生み出す場として誕生しました。撮影日には、様々な人が「私のなかの美を感じる本」を展示する2週間限定の”美術感図書館”が開催されていました。

敷地の中央にある交流棟には、会議やセミナー、交流会など人が集まってアイデアを出し合うための場所や、コワーキングスペースなどがあり、ビジネスから交流イベントまで多様なニーズを満たす設備が整っています。貸会議室などの施設利用も可能です。

新幹線の橋脚下は、実証実験や展示物の展示・制作を目的としたアートコラボスペースです。企業などと協働し、この空間で展開されるアート作品や活動が期待されています。

2025年10月に開催された「京都子ども探究博」では、各企業が子どもたちの探求心を育てるべく様々なワークショップを実施し、またパパ・ママが子どもの可能性を広げる関わり方を学ぶセミナーなども開催されました。

誰もが簡単に作曲を楽しめるAI作曲ツール「Creevo」を使い、子どもたちがオリジナルの歌詞をもとに作曲を体験する「京都インクルーシブ国際音楽祭」には、日本はもとより世界各地からも子どもたちが参加しました。写真は、ルワンダの子どもたちとオンラインでつなぎ、AIツールの使い方を学ぶワークショップの様子。

京都大学防災研究所(土佐尚子特定教授)と濵田プレス工藝株式会社により制作された「LEDサイネージドレス」。2025年2月のNYファッションウィークで防災ファッションとして披露されたほか、同年6月のデジタルサイネージアワード(一社・デジタルサイネージコンソーシアム主催)で優秀賞を受賞。大阪・関西万博でも展示されました。