OHARA Takayuki 大原隆行

宮津市

※個人情報保護のためマップの位置は市町村の役所です。

1957年宮津市生まれ在住。漫画が大好きだった少年時代、ストーリーよりも画(え)に興味を持つ。大学進学で上京、卒業後は飲食企業へ就職。マネジメント業務の傍ら、メニュー・ロゴなどのデザイン業務にも携わった。30歳で専門誌illustrationの「The Choice」入選など実績を重ねる。飲食企業の仕事に忙殺されるも、”描くことは落書き程度に”創作活動を継続した。父親の他界を機に53歳で宮津にUターンし、創作活動に従事できる環境を整える。2012年、54歳で念願の個展を地元ギャラリーにて初開催。2017年には、第28回丹後美術工芸展にて最優秀賞を受賞するなど、日本全国で個展やグループ展に出展し、活動の場を徐々に拡大している。

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MESSAGE

クリエイターの声(地域の魅力)

子ども時代は、山と海が身近にある豊かな風景が当たり前であり、何にも感じなかった。歳を重ねて故郷に帰り改めて眺めると、こんなにも豊かで素晴らしい自然が身近にあったのかと思います。花鳥風月というものがわかるようになりましたね~。

推薦者から一言

甲斐少夜子
京都府地域アートマネージャー・丹後地域担当

少年時代からずっと心にあった「いつかは絵を描いて暮らしたい」想いを53歳にて実現した大原さん。作品は、やさしい色彩と独特の温かみで、見る人の心をふっと軽くしてくれます。宮津をはじめ丹後の風景を描いた作品からは、懐かしさとともに土地に対するゆるぎない信頼を感じます。世界へ羽ばたいていただきたい画家さんです。

WORKS 活動紹介

宮津に帰ってきてから絵画創作をするきっかけとなった原風景。夜になると狐や鹿や動物たちが出てくるような世界が広がっていると大原さんのイマジネーションが膨らむようだ。この風景を何枚も描いたという。

クレヨン、色鉛筆、アクリル絵の具を重ね合わせて生まれる色彩が独特の表現。モチーフに模様が丁寧に描かれている。
写真提供|大原隆行

丹後のそこかしこで出会う日常の風景が大原さんのフィルターを通して、穏やかに艶やかに描かれる。
写真提供|大原隆行

《鬼たちを訪ねて》
第34回ポストカードコレクション2023 winter (主催:be京都ポストカードコレクション委員会)にて大賞受賞。
写真提供|大原隆行

山陽百貨店(姫路)の開店70周年記念(2023年)として製作されたショッパーに、《白鷺浪漫》が採用された。

宮津の山奥の集落で、お年寄りの介護を輪番制で行っていた習慣を題材にした絵本『オトばあちゃんの回覧板』(2016年発刊)の挿絵を担当。絵本をつくりたかった夢もこのような形で実現した。

40代後半に描いていた絵。「このころはモノクロの絵ばかりで、少し病的になっていたかもしれない」とのこと。この暗黒の時代があったからこそ、現在の彩り豊かな作風に、大原さんの心が映しだされているかのように感じる。「この時の自分には今の自分の姿は想像できていなかった。」”と、絵を描いて暮らしたい”の想いが現実になった今を語ってくださいました。