Fujita Takashi 藤田敬

トロッピカル窯

南山城村北大河原

南山城村の国道沿いにトロッピカル窯(とろっぴかるがま)という、ちょっと気になる名前の窯があります。この窯の作家として活動する藤田さんは、2012年に愛知県から移住してきました。南山城の自然と寄り添う暮らしから生まれた、シンプルでどこかユーモラスな茶香炉など、様々な作品を制作・販売されています。

 

1974年 大阪生まれ
1997年 鳥居祐一氏(泉楽窯、大阪府高石市)に師事
1998年 愛知県瀬戸窯業高等学校セラミック専攻科
2000年 株式会社河鈴(愛知県瀬戸市)にて陶磁器製造勤務
2003年 家坂隆氏(ゆう彩工房、愛知県南知多町)に師事
2007年 ゆう彩工房を受け継ぐ
2012年 トロッピカル窯を開く

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MESSAGE

クリエイターの声(地域の魅力)

とにかく、(この村は)不思議と人が面白い。 がっつり南山城村に組み込まれていこうと思って、10年ほど前にここでの生活をスタートしました。 ご近所の人は、うっすらとこっちを気にして、さりげなく手を貸してくれる。 そして何より、こんなに便利な田舎はない! 駅も二つあるし、車で20分程の三重県伊賀市での買い物も便利です。茶業が盛んな土地柄でもあるので、“お茶の香りを楽しむ”茶香炉を使った、健やかで癒しのある暮らしの提案にも力を入れています。

推薦者から一言

西尾晶子
京都府地域アートマネージャー・山城地域担当

藤田さんの茶香炉を初めて見たとき、「なんてかわいいんだ、すぐに家に連れて帰りたい!」と思いました。 “自然と寄り添う暮らし”から生まれた器たちは、シンプルな中にも主張が込められ、不思議な存在感を漂わせています。面白い人のメッカ南山城で、藤田さんと藤田さんの作品に会いにトロッピカル窯をぜひ訪れてください。

WORKS 活動紹介

藤田さんの茶香炉

ペルシャブルーの釉薬(ゆうやく)を用いて製作された作品

国道163号線沿いのトンネルを抜けてすぐの村落にあるトロッピカル窯