ダイサク DAISAK

京丹後市網野町

※個人情報保護のためマップの位置は市町村の役所です。

1986年京都市出身。京都精華大学大学院修了後、シェアアトリエ「山中suplex」での活動を経て、2018年に京丹後市へ移住。祖母が機織り工場に使っていた建物を工房として制作を行う。陶芸の道を志した原体験は、保育園で流行ったねんど遊び。この頃の思い出を元に、歯科技工士の進路と悩んだ末、美大へ進学。人気シリーズとなった食器類には、遊び心に満ちたイラストが添えられ、国内外の展覧会やセレクトショップを経てファンの手に渡り、使い手の愛着を育んでいる。店舗用等のオブジェ制作も行い「他と被らないこと」を信条に作られた作品は、クラフトの温かい質感がありながら、見た人の印象にじわじわと残り続けるような存在感を醸している。

(記事執筆:老籾千央)

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MESSAGE

クリエイターの声(地域の魅力)

「人から必要とされているモノに、自分の興味あるテーマを入れ込む」手法で日用食器を作りつつ、1点物のアートピースにも制作意欲が湧いてます。近所の湖をぼーっと眺めたり、海の石を拾ったり、人(体)の動きについて考えたり。そういった日常で触れる自然が、作品づくりのインスピレーションになっています。

推薦者から一言

甲斐少夜子
京都府地域アートマネージャー・丹後地域担当

うさぎの絵柄のマグカップの裏面に「うさぎ」と名前が書かれていたり、手に取った人が思わずフフっと微笑んでしまうような「ゆるさ」と「いたずら心」が込められたDAISAKさんの作品。しかし、ポップな見た目だけではない、器の軽さや口当たりの良さなど、プロダクトとしての機能性が抜群なところもDAISAKファンが増える続ける理由だと思います。

WORKS 活動紹介

DAISAKさん。彼から生まれる作品は顔がほころびます。

唯一無二のものを探求した作風は常に変化しています。真ん中の擬人化キャラクターシリーズは定番商品です。

ろくろで作業するDAISAKさん。

制作の合間に小休止する、工房近くの離湖。

地元の人気ピザ屋のスタッフTシャツはDAISAKさんのイラストです。

同じピザ屋のプレートもDAISAKさんが作られています。

アーティストとして参加した『大京都芸術祭 2020 in 京丹後』での作品。ローカルスーパーにしがき初代社長の胸像&ターポリンデザイン。