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【事業レポート】「地域とアートが呼応する」5年後のみんなに届ける人材育成講座|成果物と参加者の声

中丹地域|舞鶴市

 

 

地域プログラム(中丹)として実施した、「地域とアートが呼応する」5年後のみんなに届ける人材育成講座 を受講した高校生たちが制作した冊子『よりみちまいづる』と、高校生たちの声をご紹介します。

 

 

 

冊子『よりみちまいづる』

本冊子では全5回のレクチャー&ワークショップを通して、高校生が3チームに分かれて探った舞鶴の魅力や見所が冊子にまとめられ、それぞれ「色彩」「ファッション」「文化財」に着目して見つめた記事が掲載されています。

 

PDF版|2024 chutan_book(11MB)
制作|京都府立東舞鶴高等学校3年生24名(未来探究コース「クリエーション芸術」選択者)

 

スタンプラリー

高校生たちが冊子内で紹介した下記の場所に、冊子『よりみちまいづる』とともにスタンプを設置しています。
全4か所のスタンプを重ねて捺してみると1つの絵が浮かび上がってきます。
設置場所をめぐりながら舞鶴の街を散策し、高校生たちの目が切り取った景色を体感してみてください。

 

▼スタンプ設置場所
①舞鶴引揚記念館
〒625-0133 舞鶴市平1584 内 引揚記念公園

②松尾寺
〒625-0010 舞鶴市松尾532

③舞鶴赤れんがパーク
〒625-0080 舞鶴市北吸1039−2

④金剛院
〒625-0014 舞鶴市鹿原595

設置期間|~2025年3月31日(予定)
     ※冊子がなくなり次第終了

 

 

 

高校生の声

講座を受けて「舞鶴」に対する印象・見方は変わりましたか?

▶ じっくり見ていると、歴史のほかに建物のデザイン、色など、普段考えないような発見ができた。

▶ 舞鶴はあまりなんにもない場所だと思ったけれど、授業を通して身近な場所でも見方や着目点によってまだまだ知らなかったことやいろんな発見があるんだなと感じた。

▶ 探検する時、いつも見ない視点からいろんなことが学べた。

 

講座を受けて、「アート」「芸術」への印象は変わりましたか?

▶ 絵だけがアートではなくて、普段見えている景色もアートになりうるということ。
▶ 元々あるセンスが大切だと思っていたけれど、自分らしさを出すものであるという印象に変わった。

▶ 何かが変わることで、また違ったデザインになる面白さを知れた。

▶ 「アートは一人で造るもの」という偏見があったけれど、人を通してではないとアートは成り立たないんだなと思った。

▶ アートや芸術というのは型にはまらないものであることがわかった。また、自分の感性というのを他の人の感性に触れて理解できたような気がした。そして、感性の幅を広げられた気がした。

▶ アートの幅の広さは自分が思った時よりも大きくて広々としてると感じた。

 

講師の話を受けて、印象に残っていることは?

▶ アートに決まりは無いという言葉が印象に残っている。

▶ 景色を見る時には、ただ見るのだけでなく、色で感じること。

▶ 山本さんの道におちているゴミを、必要なものにしたりしていて感動した。

▶ 景色にある色を自分たちで想像し、今までになかった色を考えること。

▶ いろんなポスターを見て、文字の配置や色、フォントによってとても印象が変わることを知った。

▶ ほかの人と比べると景色を見る視点などが変わってくることが印象に残っている。

 

 

 

令和6年度京都府地域プログラム(中丹)
「地域とアートが呼応する」5年後のみんなに届ける人材育成講座

 

期間 | 2024年9月19日(木)~11月14日(木) 全5日
時間 | 各日9:50~11:40
会場 | 京都府立東舞鶴高等学校/舞鶴市内
参加 | 無料・申込制(一般公開のみ)
参加者 | 京都府立東舞鶴高等学校3年生24名(未来探究コース「クリエーション芸術」選択者)/ 一般参加者12名

講師・アーティスト|朴鈴子/山本麻紀子/石川琢也/金田研人

主催 | 京都:Re-Search実行委員会(京都府、舞鶴市ほか)
協力 | 舞鶴赤れんがパーク/舞鶴引揚記念館/金剛院/松尾寺

 

講師・アーティストのプロフィール、公開講座等の詳細はこちら

https://kyotohoop.jp/program/chutan2024/