PROGRAM 地域プログラム

研修イベント『リアルのコンサートホールで何ができる?』

山城地域|精華町

 

質の高い演奏や工夫の凝らされた企画が数多く実施される昨今のコンサートホールでは、聴衆が高齢化し、若い世代、特に学生や子育てをする世代の足がホールに向かないという傾向が見られます。良質のエンターテインメントをスマートフォンやパソコンを通してオンラインで楽しめる時代に、リアルな“音”を楽しむ場であるコンサートホールは、未来に向けてどのように進化しようとしているのでしょうか。

今回の京都府地域プログラムでは、京都府山城地域の音楽ホールで優れた企画を実施する企画担当者の方々をお招きし、「コンサートホールで次世代の聴衆を育てる」というテーマのもと、コンサートホールの活性化について考える研修イベントを開催します。次世代向けのコンテンツとして提案する「チェロ&ピアノで贈る参加型コンサート」とともに、ぜひご参加ください。

▼レポート

[研修レポート]リアルのコンサートホールで何ができる?|前編|参加型コンサート

[研修レポート]リアルのコンサートホールで何ができる?|後編|トークディスカッション

 


▼研修イベント概要
リアルのコンサートホールで何ができる?
~コンサートホールで次世代の聴衆を育てる~

日時|2023年1月25日(水) 13:45~16:30 (受付13:15〜)
場所 |けいはんなプラザ メインホール
   〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台1丁目7 [地図]
入場|無料(要申込|申込みフォーム
申込締切|2023年1月23日(月) 16:00締切
出演・登壇|北口大輔(チェロ)/鈴木潤(ピアノ)/橋本恭一(宇治市文化会館)/
西田陽子(文化パルク城陽)/伊藤佐和子(京都府立けいはんなホール)
主催|京都:Re-Search実行委員会(京都府 ほか)
後援|精華町
助成|令和4年度 文化庁文化芸術創造拠点形成事業

チラシデータ

 


▼受講対象者

  • 公共ホールの事業ご担当者
  • ⽂化芸術団体・文化芸術NPOスタッフの方
  • ⾃治体の⽂化関連ご担当者
  • 音楽業界やコンサートホールの担い手を目指す学生の方
  • 文化施設を応援したい地域の方 など

本プログラムのテーマに関心がある方ならどなたでもお越しください。

 


 

 

 

第1部|チェロ&ピアノで贈る参加型コンサート
    ~コンサートホールの“音”をもっと楽しもう!
第2部|トーク&ディスカッション
  A|参加型コンサートのふりかえりトーク
  B|「コンサートホールで次世代の聴衆を育てる」トークディスカッション

 

このコンサートは、若い世代を中心に次世代のお客様をコンサートホールに迎えるための一つの提案として開催します。バッハからボサノバまで音楽の多様性を提示し、演奏者と共にリズムを取るなど、その場でステージの演奏者と客席の聴衆が一緒に音楽を生み出す音楽ワークショップを取り入れ、音の楽しみ方を広げることを狙いとしています。一般の来場者と共に、参加型コンサートをご体験ください。

▷ 時間|13:45〜14:30


▷ プログラム

・J.S.バッハ|無伴奏チェロ組曲 第1番より
・“ステージの演奏者とその場で音楽を生み出す” 音楽ワークショップ
・A.C.ジョビン|イパネマの娘 他

  • ※曲目などの内容は変更となる場合があります。
  • ※未就学児のご入場はご遠慮ください。

▷ 出演者

北口 大輔 |KITAGUCHI Daisuke |チェロ

「チェロという楽器で様々な音を表現する、次代のクラシック音楽を担うチェロ奏者」

東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。ソリストとしてオーケストラとの多数の協演や幅広いレパートリーでのリサイタル、また室内楽奏者として、音楽専門誌等からも高い評価を得ている。
特に無伴奏チェロにおいては自身の編曲、作曲により新たな演奏境地を開拓しつつあり、中でもバッハの「ゴルトベルク変奏曲」全曲の無伴奏チェロ版は、その革新的な取り組みに各方面から多大なる反響を得ている。
アゼリア推薦新人賞、平成12年度大阪府舞台芸術奨励新人賞、平成31年度大阪文化祭賞奨励賞、令和2年度兵庫県芸術奨励賞など多数受賞。
東京都交響楽団チェロ奏者、九州交響楽団首席奏者、同楽団首席客演奏者を歴任し、現在、日本センチュリー交響楽団首席奏者。大阪音楽大学特任准教授。また2022年4月よりパシフィックフィルハーモニア東京(旧東京ニューシティ管弦楽団)の客演ソロ首席奏者にも就任し、東西のオーケストラで重責を担う。

WEB|http://daisukekitaguchi.com/

 

鈴木 潤|SUZUKI Jun|ピアノ

「レゲエやブラジル音楽など幅広い音楽のバックグラウンドと、豊富なワークショップ手法を持つ音の案内人」

鍵盤プレイヤー。作曲家。 京都大学文学部哲学科美学美術史専攻を卒業後、鍵盤奏者として、国内外のレゲエアーティストを中心に、JUJU、EXILE ATUSHI、OVALL、Lamp など他ジャンルのアーティストもサポート。2010年ごろから自身のソロ活動や、江州音頭バンド「サンポーヨシ」「校歌部」など京都での地域密着型のユニークなバンドも行っている。
演奏活動と平行して、2000 年ごろから、子どもやお年寄りとの完全放置型音楽即興ワークショップ「音の砂場」を続けており、近年では、日本センチュリー交響楽団、京都女子大学、東京音楽大学等で、ワークショップのトレーニングや講座、コードを使った演奏の組み立て方と体の使い方をメインとしたピアノの授業などを受け持っている。

WEB|http://www.suzukijun.com/

 

 

トーク&ディスカッションでは、「コンサートホールで次世代の聴衆を育てる」というテーマを深めていきます。リアルな“音”を楽しむ場であるコンサートホールは、時代の流れに対応しながら、未来に向けてどのように進化しようとしているのでしょうか。演奏者やコンサートホール企画担当者たち、それぞれの視点を共有しながら考えます。

▷ ファシリテーター|西尾晶子(京都府地域アートマネージャー・山城地域担当)

第1部の参加型コンサートを振り返りながら、「オンラインとリアルの“音”の楽しみ方の違い」や「これからのコンサートホールに期待すること」などを演奏者たちと話し合います。

▷ 時間|14:45〜15:15
▷ 登壇|北口大輔(チェロ)/鈴木潤(ピアノ)

山城地域にある音楽ホールの企画担当者3名にご登壇いただき、コンサートホールの現状を共有し、未来のコンサートホールのあり方について話し合います。次世代の聴衆を獲得するために、音楽文化の担い手として何ができるかを共に考えましょう。

▷ 時間|15:30〜16:30
▷ 登壇|橋本恭一(宇治市文化会館)/西田陽子(文化パルク城陽)/
     伊藤佐和子(京都府立けいはんなホール)

 


 

 

▼お申し込みについて

お申込みフォームで受け付けております。下記のリンクよりお申し込みください。

締切|2023年1月23日(月) 16:00まで

※メールでもお申し込みいただけます。
件名を「令和4年度地域プログラム申し込み」とし、問合せ先のメールアドレス(a-09291@pref.kyoto.lg.jp)に【 ① 参加者のお名前(ふりがな)②お電話番号 ③複数の場合は人数 ④ご所属 】を記述してお申し込みください。

 


 

▼アクセス

○近鉄京都線「新祝園駅」、JR「祝園駅」より
 奈良交通バスにて「ATR(けいはんなプ ラザ東)」下車
○近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘駅」より
 奈良交通バスにて「けいはんなプラザ」下車

    ※駐車場をご利用の方は駐車券を会場までお持ちください(当日無料)。なお駐車スペースは限りがございます。できるだけ公共交通機関をご利用ください。

 


 

▼ご来場の皆さまへ

  • マスクの着用、手指のアルコール消毒、互いの距離を1~2mあけるなど、感染拡大防止の徹底にご協力ください。
  • 発熱等の症状がある方はご来場をお控えください。
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、実施内容を変更・中止する場合があります。

▽感染防止策チェックリスト
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、イベント開催時の感染防止策チェックリストを公開しています。

感染防止策チェックリスト

 


 

問合せ先|京都:Re-Search実行委員会事務局
担当|京都府地域アートマネージャー・山城地域担当(西尾晶子)
TEL|0774-21-2049
  (京都府山城広域振興局 企画・連携推進課内|月曜〜木曜 9:00-16:00)
Email|a-09291@pref.kyoto.lg.jp